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2006年 12月 14日
えー、矢ガモならぬ矢真朱ですこんにちわ。眉間がとっても痛いです。
「はいっ、公約どおりきちんと捕まえてきましたよー。お待たせしましたしりーさん、これからきっちりとご質問に答えさせますからねー(ニッコリ)」 しっかし真央ちゃん容赦がないよね…罠で足止めしたならそのまま捕まえればいいのに、わざわざ弓矢を打ち込むなんて…仮にも俺は雇い主よ…? 「そういうことは一度でもお給料払ってから言ってください。それにその眉間の痛みはただの面疔です、眉間になんて打ち込んでませんっ!あんまり人聞きの悪いことを言わないでくださいっ!」 あー、うん、まあそういうことにしとこう(あとが怖いし…) 「はい、それじゃ質問行きますよっ!今回も前置きだけで終わられたらかないませんからね」 ういーっす 「それではしりーさんからの質問です 『最近深刻に首が痛いんですよ。とのことです。」 ふむ。んー、ちょっと情報が少ないかなぁ。 まあ答えられるだけの範囲でってことでいきますか。 えーと、普段からかなり頚部に負担をかけているのも原因だとは思うんだけど、たぶん頚部自体に何かしら悪くしているところがあるじゃないかな。いわゆる肩こりっていうのは頚部(それ以外のこともあるけど)の傷めているところを周りの筋肉で無意識に庇ってしまっている事でなることが多いんですよね。 もちろん純粋に特に悪いところもないのに肩こりになってるってこともあるんだけど、俺はほとんどそういう事例を見たことがないです。 「ふむ」 それから最近寝違える回数が多いってことですが、たぶん朝起きたときに軽く胸鎖乳突筋(耳の後ろから鎖骨にかけての筋肉)や僧帽筋(ここでは首の後ろから肩にかけてのライン)が突っ張るような感じになってるんじゃないかと思うんですよ。起きた時にまったく首が動かせないくらいひどい状態ではないんじゃないかな、と。 普通寝違えってのは余程ひどい姿勢で長時間頚部を固定されることで無理な負担がかかって起きる筋攣縮や炎症のことを言うんですが、今回の場合は寝ているときに首の傷めている部分を無意識に庇うようにと言うか、少しでもその部分が楽なような姿勢になってしまっているせいで胸鎖乳突筋や僧帽筋に負担が掛かってしまっているんだと思います。 「うーん、それじゃ寝ているときの無意識の行動を抑制しなきゃダメってことですか?それってかなり難しいんじゃ…」 そうだね、だからほんとはきっちり治療して少しでも頚部の状態を良くして欲しいところなんだけども、それが難しいってことだからねぇ。 思い切って枕を替えてみるってのも一つの手ではあるんだけど 「枕ですか」 うん、でも枕ってけっこう難しいんだよね。こればっかりは人によって違うと言うか、症状や頚椎の形状で変わってくるものだから万人にこれがいいって物はないんだよね。 数万円もするような物を使ってみて余計にひどくなったって話もよく聞くし、まずは手近なもので色々試してみるのがいいかなぁ 「手近な物と言うと?」 例えばだけど、俺なんか今までで一番首の座りがよかったのが座布団を二つ折りにした物だったりするし、俺の同業の先輩だとバスタオルを4つ折りくらいにしたのが一番いいって言ってたのも聞いたことがあるね。 「え?バスタオルって頭を乗せたら1cmくらいしか高さがないんじゃないですか?」 そう、ほんとに高さも硬さも形状も合うかどうかは人それぞれだから難しいんだよ。もし俺がちゃんと今の首の状態を診せてもらったとして、大体の傾向くらいしか指示もできないんですよねぇ。 「ふむぅ、難しいですねぇ」 あと色々試していると、今までよりも合わなくて起きたときの痛みがひどくなってるってこともあるので、これまた難しいわけです。 「むむむ…」 まあ、俺がよく患者さんに言うのは「良く眠れるのが良い枕」ってことです。いくら首に良くても眠れなきゃ意味ないですからね。 「あのぅせんせー、話がぜんぜん解決に向かってないような気がするんですが…」 いあー、ぶっちゃけきっちり解決しようと思うなら、しっかり治療受けてくださいって結論になっちゃうからねぇ。 こういうのだとシップや塗り薬なんかも一時しのぎにしかならないだろうからねぇ。 「うーん、それじゃ今回の場合はどうしたらいいんでしょうねぇ」 ある程度の自然治癒っていうのも、まったく期待できないっていうわけではないんですけど、メールを読むかぎりでは普段からかなり頚部に負担をかけてる状態みたいなので、そのままで快方に向かうってこともなかなか難しいでしょうね。 現状維持ってことになっちゃうでしょうけど、これ以上悪くならないようにっていう意味で、負担をかけたときや違和感を感じたときにストレッチをするとか、今の時期だとできるだけ患部を冷やさないようにするのも大事かな。 「ふむふむ、それでストレッチの方法とかはどうすればいいんでしょうか?」 そうだねぇ、まあいってもあんまり難しいこともできないからねぇ。 うちの患者さんに指導してるのは、頭に横から指を引っ掛けるようにして腕の重みだけで左右に倒すとか、前後に頭の重みだけで倒してやる。あとは頭の側面に手を当てて動かないように押さえた上で手を当ててる方向に力を入れてやるとかね。この時呼吸は止めない様に気をつけてください。どちらにしてもあまり無理に力を入れすぎるとかえって首を痛めてしまうことがあるのでそこも気をつけて欲しいです。ってか言葉だけだとうまく伝えにくいですね… とりあえず負担をかけてしまったり疲労してしまったら、それを後まで残さないように、できるだけこまめに全身の血行を良くするように体操などをしてみるのもいいんじゃないでしょうか。 あと、血行を良くするということならお風呂などでしっかり温まるのもいいと思います、でもお風呂からあがった後で体を冷やすことがないように気をつけてください。温まることで広がって血流の良くなった血管も、急激に冷えるとものすごい勢いで収縮しますので、余計に血行が悪くなったりもしますからね。 とまあ、そんなとこでしょうか。 「うーん、やっぱりなんの解決にも至ってないような気がするんですが…」 あんまりお役に立てなくて申し訳ないですが、何もしないでどんな怪我も治るなら俺らの存在意義がなくなってしまうわけでして…今回はこの程度で勘弁してくださいまし、ってことで。 「しりーさん、だいぶお待たせしてしまいましたけど少しはお役に立てたでしょうか? わたしはあんまり役に立ってないような気がするんですが…」 そう言うなよぅ… 「そんなわけで、この程度の回答で満足していただける方の質問は随時募集中です。次からは逃がさないできっちり答えさせますからねっ」 次なんてあるのかなぁ… #
by markerlight
| 2006-12-14 01:23
| 質問への回答
2006年 12月 08日
えー、っと、何?
「いやいやいや、そこで何?とか聞かれてもこっちが困るんですけど…っていうか半年ぶりのなんだからもうちょっとしゃんとしてくださいよっ!」 いあー、でもほら、最近はラグナロク日記の「Way of the road to Lord」の方は結構更新してるよ? 「っても威張れるほどの更新頻度じゃないじゃないですか」 んー、まあそこは週末プレイヤーだからそんなにネタもないからねぇ、あんなもんじゃないかと思うんだけども… 「それに趣味日記の「-はうびざ-」の方で予告してた記事も書かないまま投げっぱなしじゃないですか」 ん…それはほら、鋭意製作中ということでありましてー 「ぜんぜん手をつけてないくせに…」 大人語って便利だねー 「ダメな大人代表みたいな人が言うことかっ!」 半年経っても真央ちゃんは順調に怖いねー 「誰のせいだと思ってるんですかっ!っていうかちゃんと意味の通じる日本語でしゃべれっ!」 ごめんなさい… 「って、ほらもう、なんでこんなに前置きが長くなってるんですかっ」 えーと、うん、仕様です、みたいな? 「あーっ、もーっ、意味がわからないっ」 大人語って便利だねー 「天丼禁止っ、ほらさっさと本題行きますよっ」 はいはい で、何? 「だからそこで、何?とかじゃなくっ!」 てんどんきんしー、うひひひひ 「おっさん、あんまりちょーしくれてんなよ?」 ごめんなさい… いや、でもほんとに今日は何? 「せんせーからじゃなくて、わたしからネタを振るということは、質問メールが来たってことですよっ」 え?嘘? 「ここで嘘ついてどーするんですか、それにここって一応ではあるけど怪我なんかの質問お答えブログなんですよ?一応」 そんな、いちおういちおう言わなくてもいいのに… 「はいはい、ちゃっちゃといきますよっ」 ういーっす…でもしかし、うちに質問するなんて酔狂な御仁がまだいたんだねぇ 「自分で酔狂とか言ってたらお仕舞ですよ…」 半年も更新してなかったらほとんど閉鎖してると思われても仕方がないと思うんだがね 「いや…それも自分言うのはどうかと…って、また脱線してるーっ!」 ごめんごめん、質問をどーぞ 「それでは、なえどこのしりーさんからの質問です」 って、おいっ、思いっきり知り合いからじゃないかっ!? 「はい、たぶんあまりにも更新してないのを心配してネタ振りをしていただけたのではないかと」 ふむぅ、持つべき物は友達ってものよねぇ 「まったくもってその通りですよ。それじゃ質問行きますよ?」 ちょい待ち 「なんですかっ?もうっ」 もう眠いやー、あははー 「…アナタハ、何ヲ、言ッテル、デスカ?」 それにほら、前置き長くなりすぎて読みにくいでしょこのエントリ 「誰のせいだと思ってるんですかっ!」 んじゃ、あとよろしくー(脱兎) 「ちょ、まてこらおっさんっ! …っち、逃げられた えーっと、質問にはちゃんと答えさせますから、待っててくださいね、しりーさん それじゃちょっとわたしは罠の準備と弓の手入れをしてから、できるだけ早くせんせーを捕まえてきますんで、待て次回ということで。 いってきまーす(ちゃんと次回があるといいなぁ)」 #
by markerlight
| 2006-12-08 01:40
| 雑文
2006年 05月 25日
えー、と、うん、なんだか奇跡が起きました。もう既に半ばあきらめてた質問メールが届いてしまいました。
「ホントに奇跡ですねこれ…」 いつもメールボックスにはスパムしか届かない状態だったので、自作自演でもかましちゃおうかと思っていたんですが…やらなくてよかった…うん… 「まあ感動に打ち震えるのはその辺までにしといてください、質問行きますよ?」 ういさ、どんとこいや。 「それではさきや様からの質問です。 『正座のしすぎで右膝の滑膜を痛めてしまいました。 とのことです」 はい、えーとこれは関節炎を起こしてる状態ってことだと思うんですが、今現在のお皿(膝蓋骨)の上で痛みがでてるのが気になりますね。 関節炎を起こしていて膝蓋骨の上で痛みがある場合、膝に水(炎症性の関節液)がたまっていることが考えられます。お皿が浮いてるような感じや関節の間に紙が挟まっているような感じがしたりしてないでしょうか?もしそういう状態があって、しかもそれが長く続いているようであるなら早めの受診をおすすめします。 膝の関節炎はどうしても長引くことが多いので、痛みがなくなったからといっても、すぐに治療を止めてしまうのはあまりよろしくないと私は考えています。 あくまで私が今まで診てきた臨床でのお話ですが、関節炎は治りきらないままの状態を放っておくと、また痛みがでてきた際に前よりも悪い症状がでることが多いように感じています。ですので痛みがなくなったとしても定期的に治療を受けて痛みを出さないように気を付けたほうがいいとは思いますね。 「なるほど。でもせんせー、いまのって質問されてることの答えとはちょっとちがうんじゃないですか?」 うん、一番気になったところからってことでね。たぶん今は炎症がひどくでている状態だとおもうので出来るだけ安静にしてもらったほうがいいなってことですよ。 さて、今のひどい痛みがとれてからってことになりますが、膝関節をカバーできるように太ももの筋肉を付けるような運動をしてもらうのがいいとは思うのですが、やはり歩いたり走ったりをいきなり始めるとまた痛みが出てしまうかもしれません。そこで膝に負担のかかりにくい運動ということになるんですが、プールの中を歩いたりというのはとてもいいことだと思います。あとはきつい坂とかがないところでの自転車こぎなどもわりと膝自体に負担がかかりにくく太ももを鍛えることが出来るのでわりとおすすめです。ジョギングなどは筋肉が付いてきて膝をカバーできるになってからのほうがいいかもしれませんね。 それから関節というのはあまり動かさないでいると動く範囲が狭くなってきてしまうものなのです、関節が硬くなると怪我をしやすくなってしまいますのでそれも問題ありますよね。異論反論あるとは思うんで私の意見ということで聞いて欲しいんですが、炎症が治まってきたらできるかぎり膝の曲げ伸ばしはしておくべきだと考えます。足のストレッチ体操の一環として一日2、3回くらい2~30秒間ほどでいいですから、軽く痛みが出るくらいまでの膝の曲げ方で正座の体勢をとってみるというのもいいと思いますよ。痛みや炎症が治まってきたなら、負担をかけない方法というより負担をかけても大丈夫な体を作っていくことを私は提案しますね。 シップや塗り薬等のことですが、痛みや腫れがあるときはシップ、普段痛みがあまりないときは塗り薬というように使い分けるのがいいと思います。痛み止めの飲み薬は長い間飲み続けると体が薬に慣れてしまって、本当に必要なときに効きが弱くなってしまうことがあるので、我慢が出来ないほど痛みが強いときだけにしておいたほうがいいのではないかと私は考えます。 と、こんなところでいかがでしょうか? 「うあー、なんかせんせーがせんせーみたいなこと言ってる…」 あーうん、これでもじつは俺せんせーやねん… えっと、まあこんな感じで書いてみましたけど、よろしいでしょうか?さきや様。わからないところや大事なところが抜けてるとかありましたらメールかコメントのところにでも連絡ください。 「ってことでみなさん、質問はいつでも募集中ですよ!?たぶん…」 #
by markerlight
| 2006-05-25 01:41
| 質問への回答
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